東建築設計&Co.(東建築設計株式会社) (松本市)

☎0263-87-5919

松本市 / K邸 / 夫婦2人+子ども2人

どこにいても居心地がいいLDK
造作の家具やインテリアが光る

スキップフロアに薪ストーブ
憧れを全てかなえた家

 玄関に入るとまず目に入るのが、ヘリンボーン柄の美しい床。V字が規則的に続く床は職人の手作業によるもので、無垢のホワイトオークを1枚1枚手貼りしている。続くLDKの床材もオーク。杉の磨き丸太の柱の向こうには薪ストーブの煙突が顔をのぞかせる。「夢をすべて叶えてもらいました」と奥さま。木をたっぷり使った心地良い空間に子どもの笑い声が響く。

 東建築設計に出合ったのは紹介で訪れた見学会。木をふんだんに使った家造りや造作家具に一目惚れした。

 奥さまの実家には薪ストーブがあり、昔から慣れ親しんできた土間スペースの敷設が奥さまの第一希望。LDKの横に4帖の土間を作り、地元・
松本の薪ストーブメーカー「エイトノット」社製の薪ストーブを設置した。

 キッチン正面に設けたスキップフロアは、机を造作し子どもたちの勉強スペースに。キッチンに立つ大人と、勉強をする子どもの目線が合う高さで設計されている。スキップフロア真下のヌックは畳を敷いて茶室風の空間にしてLDK内でもプライベート感のある場所に。ほか、階段横の本棚や洗面カ
ウンターなど家中の至るところに造作家具を取り入れたのは、代表自らが大工を務める同社ならではの施工。

「家にいる時間が一番好き」とおふたり。のんびりと家族で過ごす日常を愛おしむ、住まいがくれたあたたかで幸せな時間だ。(ナガノの家 vol.22(2024年秋冬号)掲載)

27帖の広々としたLDK。床はオーク。キッチン前のカウンターとダイニングテーブルはあずみの松で造作。高さをそろえ一続きで使えるようにした。杉の磨き丸太の柱が北欧風のキッチンと和の雰囲気の土間スペースを違和感なくつなぐ

詳細データ

  • 竣工年月/ 2023年 9月
  • 所在地/松本市
  • エリア/松本
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 131.92㎡ ( 39.90坪 )
  • 1F/ 72.30㎡ ( 21.87坪 )
  • 2F/ 59.62㎡ ( 18.03坪 )

平面図

特徴

  • 地震に強い
  • 長期優良住宅
  • 暖房にこだわり
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • 子育て世代の家
  • 自然素材
  • 国産・県産素材
  • 収納にこだわり
  • 趣味スペースあり
  • 吹き抜けあり
  • スキップフロアあり

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