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長野市 / T邸 / 夫、妻
モダンで、スタイリッシュに
理想の空間を求めて
「地下室のある家が欲しかったんです」と話すのは、音楽好きのご主人。バンドやセッションを楽しむ日々を過ごすうち、仲間と集える自宅スタジオをつくりたいと思い立つ。「それも、ライブハウスやスタジオでプロが実際に使う機材を備えた空間にしたいと、真剣に考えるようになりました」。
ご夫妻が家づくりを考え始めたのは結婚後まもなく。「地下にスタジオを」というご主人の思いを聞いた奥さまは、「地下室をつくるなら」とすぐにミツヤジーホームが頭に浮かんだという。ご夫妻で同社を訪ね、理想の住まいづくりがスタート。イメージしたのは、モダンでスタイリッシュ、かつ落ち着きのある家。スタジオとなる地下室はもちろん、ホテルライクな雰囲気や空間ごとのディテールにもこだわりがあったという。同社の安江社長や設計の山口さんに思いを伝えながら打ち合わせを重ねること1年余り。母屋隣の傾斜地に建つ、地下室のある家が完成した。室内からもサブ玄関からもアクセスできる地下室は、つくりを活かした打ち放し仕上げ。リビングは開放感たっぷりの吹き抜けで、階段を上った先にはたくさんの本が並ぶ奥さまの書斎も。モダンながら落ち着きのある、細部まで行き届いた住まいに仕上がった。「妥協しなくてよかった。ミツヤさんには感謝しかありません」。
14帖のスタジオには、ご主人がコツコツ集めてきた機材や届いたばかりのドラムセットが置かれた。「ここを拠点に音楽でつながる縁を広げていけたら」。夫妻の思い描いた日々は、いよいよ音色を奏で始める。(ナガノの家 Vol.23 2025年 春・夏号掲載掲載)