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松本市 / A邸 / 夫、妻、長女、次女
窓のある開放的な地下室
少年時代に戻ってつくる
DIYが楽しい自分の基地
幹線道路や高速道路が近い松本市郊外にあるA邸。新築で最もこだわったのは、ご主人の趣味スペースを設けることだった。土地の広さを生かした別棟の離れや屋上なども検討する中、出会ったのがミツヤジーホームが得意とする地下室。「高気密・高断熱で北海道と同等の住宅性能を持つのはもちろん、地下室は冬でも暖房なしで20℃を下回らないことも魅力に感じました」とご夫妻は話す。
地下室にはボードの手入れができる土間があり、スノボ帰りに駐車場から直行できる外からの階段を設置。階段は地下に光や風を取り込めるドライエリアも兼ねている。「DIYで木の棚を取り付けたり、自分の“基地づくり”に没頭中」というご主人の笑顔から、憧れが叶った喜びがにじみ出ている。
家族みんなの団らんスペースは、一直線に配した18帖のLDK。白を基調とした空間に温もりを添えるのが、無垢のカラマツフローリングだ。北相木村産のカラマツ材は樹齢72年で、太く幅広なため1枚4mと長尺の床材が取れるのが特長。「足触りがやさしく、子ども達も素足でいることが多いです」と奥さま。工事中には家族全員でミツロウワックスを塗って仕上げたが、今後も家族の恒例行事となりそうだ。
地震に強い2×6構造で耐震等級3と、安全面も考慮したA邸。「今後はシンボルツリーを植えたりウッドデッキを設置して、アウトドア気分を楽しめるように手を入れていきたい」とご夫妻。地下室がプラスアルファのゆとりを生み、趣味を満喫できる住まいができあがった。(ナガノの家 Vol.12 2019年秋・冬号掲載掲載)