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長野市 / S邸 / 妻、夫、長男、次男、長女
森の深く鮮やかな緑も
幻想的な霧の風景も
住まいの一部に取り込んで
「朝起きると目の前に素晴らしい眺め。刻々と表情を変える山々や日差しに輝く木の葉、山に沈む夕日も美しくて、毎日が最高です」。カナダ在住のSさんご家族が休暇に訪れる別荘は、森に抱かれた絶好のロケーション。リビングほどもある広いウッドデッキでは家族が思い思いに過ごし、ピクチャーウィンドウのあるLDKからは四季折々の風景を楽しめる。
イメージソースは、ご夫妻が惚れ込んだカナダの別荘。多くの友人が集えるおおらかな間取りや経年変化が魅力になる素材選びなど、細部に渡るこだわりを形にしたのは、海外在住経験があるミツヤジーホームの安江社長だ。「打ち合わせはもっぱらスカイプやメール。密なやり取りで私たちの要望を100%理解し、無理難題にもトライしてくれたので、安心しておまかせできました」と奥さまは振り返る。
例えばナチュラルな色にこだわった壁のパイン材は、サンプルをカナダまで空輸してもらい厳選したもの。天井高2・7mの伸びやかな室内に合わせて特注した巾木や海外製建具、イケアのキャビネットに人造大理石の天板を合わせたキッチンなど、数々のこだわりが機能とデザインを兼ね備えた空間をつくり上げている。
同社が得意とする地下室技術を用いた高基礎部分は、床下収納としてスキー用品や食品ストック、子どもの遊び場などに大活躍。「気密・断熱に優れているから、半年ぶりに訪れても湿気やホコリが全然気になりません」。このうえない環境と高い性能ゆえの居心地の良さ。心からリラックスできる森の家が、日本で過ごす家族の時間を心地よく包み込んでくれる。
(ナガノの家 Vol.13 2020年春・夏号掲載掲載)