長野市 ／ T邸 ／ 夫婦2人＋子ども2人

とことん寛ぐための我が家で、＋αの使い道を探す楽しみ。

　雑誌を見て「地下室っていいな」と漠然と夢見ていたのが最初のきっかけというTさんご夫妻。「地下室なら、やはり実績あるミツヤジーホームに」と第1候補に挙げたものの、奥さま好みの南欧風インテリアが得意な別のビルダーも捨てきれず、迷っていたのだという。
　最終的に決意させたのは、「お客さまのこだわりを最大限叶えることが私たちのこだわり」という担当者の言葉。あちこちのモデルハウスを見てつなぎ合わせ、固めていった家づくりのイメージを、ミツヤジーホームで形にすると決めた。
　机上の図面が実際に現物になる喜びや驚き…そして時には戸惑いもあったというご主人。「思ってもみなかった仕上がりで、嬉しいサプライズになった場所もありました。自分たちが伝えたのはざっくりした希望。細かい部分は提案してもらったのですが、結果的にはその方が断然よかったですね」。
　ＬＤＫや水回りなど、家族みんなが共有する1階のスペースは細部までこだわって仕上げた反面、生活の中心にならない2階部分は思い切って予算も抑えた。そんな割り切りも、満足のいく快適な家づくりを実現したポイントなのだろう。
　「ふたりとも、家ではゆっくり休みたい派」のTさんご夫妻がこれから楽しみにしているのは、念願の地下室を自分たち好みにカスタマイズすること。「目指すは大人だけの空間！子どもたちは基本的に入れさせないで（笑）」。おもちゃを目の前にしてワクワクするような気分が、ご主人の言葉に垣間見えた。（ナガノの家　2015年春夏号　vol.3掲載）