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長野市 / T邸 / 夫、妻
「趣味のドラムを思う存分叩ける部屋が欲しい」と考えていたご主人。地下室や防音室を検討していた時に訪れたのが、ミツヤジーホームのモデルハウスだった。「地下室は暗いものと思っていたけれど、明るく快適で驚いた。予算も意外に手頃で、すぐに依頼を決めました」。
完成したT邸の地下室は約38㎡。ドラム2台と電子ピアノ、アンプを置いた演奏スペースの横には、大型スクリーンで映画やライブ映像を楽しむシアタースペースも。上部が1mほど地上に出ていて窓から光が入る上、地上と階段でつながるドライエリアを設けているため地下とは思えないほど明るく、冬も暖かだ。そして1階に上がれば、平屋ならではのおおらかな空間が広がる。インテリアのイメージソースは、奥さまが雑誌で見つけたヴィンテージ調の住まい。ダイニングキッチンの床に使った青いタイルはご主人がひと目惚れしたもので、システムキッチンも合わせて青でコーディネートした。
一方、北向きのハイサイドライトから柔らかな光が入る天井高5mの開放的なリビングは、白い塗り壁材で爽やかな空間に。濃茶のクリ材フローリングやダークトーンの造作カウンターで、クールに引き締めた。さらに寝室からウォークインクローゼットを通って浴室につながる身支度に便利な動線、基礎の立ち上がりを利用した床下収納など、機能面も充実。
「家は2、3回建てないと満足しないと言うけれど、この家は本当に不満がない」とのご主人の言葉が、何より住まいの魅力を物語っていた。(ナガノの家 2016年春夏号 vol.5掲載)