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長野市 / S邸 / 夫、妻、長男
〝窓辺のベンチと本棚〟のある
家に暮らす幸せ
大通りに程近く、大型店舗の多い、街なかの住宅地に建つ平屋のS邸。中に一歩入ると、その立地を忘れるほど静かで落ち着いた空間が広がっている。「近隣の音も冷暖房の機械音もなく、とても静か。しかも家中の室温が均一なので、心地よく快適に過ごせています」と話すのは、この家に暮らすSさんご夫妻だ。
ご夫妻がミツヤジーホームに出会ったのは、訪れたイベントで本誌運営の「ハウすた」ブースに立ち寄ったのがきっかけ。後日改めて「ハウすた」で紹介された工務店のひとつが同社だった。「見学させていただいた安江社長のご自宅がとても心地よくて。パネルヒーターの概念も変わりました」とご主人。「こちらの思いを丁寧に汲み取ってくれるうえ、コミュニケーションがとりやすい人柄。安心しておまかせできると思いました」と振り返る。
建築にあたり要望したのは、使い勝手や趣味スペースなどのほか、旅先の芸術祭で見て以来強く心に残っていた
“窓辺のベンチと本棚”。「そのスペースがとても心地よくて、いつか家をつくるならぜひ再現したいと考えていました」。その思いを聞いた安江社長は、展示写真をもとにS邸のプランに合わせて微調整&リデザイン。アート作品がモチーフとは思えないほど暮らしに溶け込む、S邸のシンボル的な存在になった。「家族はもちろん、遊びに来た人もみんな吸い寄せられるようにここに座るんです。やっぱり心地いいんでしょうね」。嬉しそうに微笑むおふたりの笑顔から、幸せがあふれるようだった。
(ナガノの家 Vol.22 2024年 秋・冬号掲載掲載)