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東御市 / K邸 / 夫、妻、長男
ご主人はヴァイオリン、奥さまはコントラバスの演奏が趣味というご夫妻が家づくりをスタートした時、まずプランに盛り込んだのは地下の音楽室だった。「湿気やカビが心配だから、しっかりした業者を選んだ方がいい」という知人のアドバイスを受け、地下室付き住宅の実績が県内100棟以上のミツヤジーホームに依頼。傾斜地という敷地の特徴を生かし、道路から地下室に直接出入りできる第2エントランスを設けた。「おかげで10㎏のコントラバスを地下に搬入する時も屋外から直行できて便利。マンション暮らしでは練習する時の音量に気を遣っていたけど、今は音楽仲間と心ゆくまでセッションできます」と奥さま。ミツヤジーホームの地下室は温度・湿度の変化が少なく、デリケートな楽器にとっても最適な環境だ。
次いでご夫妻がこだわったのが、真冬でも暖かな住環境。ダブル断熱の上に全室にパネルヒーターを設置という高スペックであり、さらに14.85kWのソーラーパネルを搭載するゼロエネハウスという一面も持つ。大きな吹き抜けリビングには陽光がくまなく巡り、高性能サッシで外部音はシャットアウト。敷地の南西角に配置したことで眺め抜群で、周囲の緑や山容が目を楽しませてくれる。
2階は将来、生後間もない長男の子ども部屋に改装予定だが、現在は約20帖のフリースペースに。「子どもが小さいうちは趣味のスペースとして多目的に使いたい」と夢を語るご主人。音楽と文化の交流が絶えない、賑やかでオープンな家になりそうだ。
(ナガノの家 2016年秋冬号 vol.6掲載)