長野市 ／ A邸 ／ 夫、妻、長男、次男

家族が集うリビングの階下に地下音楽スタジオのある家

　賃貸暮らしで不自由はなかったものの、「子どもが帰って来られる実家があるのもいいな」という思いがあったＡさんご夫妻。家を建てようと本気で考え始めたのは約１年前。ミツヤジーホームの見学会に訪れた時、「設計士でもある専務に資金面はもちろん、家に関するすべてのことに親身になって相談にのっていただき、その人柄に惹かれたのがきっかけでした」と振り返る。同社の白金モデルハウスの明るい色彩やセンス、間取りがご夫妻の理想にマッチしていたこともあり、安心して建築を依頼した。
　小学生の頃から楽器演奏を趣味としていたご主人。家を作るなら防音室を絶対に作りたいと思っていた。そこで地下室を設け、シアタールーム兼音楽スタジオにと希望。ドラムやピアノなどを気軽に演奏できる趣味スペースとして活用することにした。また、バスルームを２階にしたのも特徴のひとつ。「洗濯などの家事動線がいいのはもちろん、生活空間を分けられたのが良かった。１階にお客さまがいても、子どもは気にせずお風呂に入って寝ることができます」と子育て世代ならではの感想を話す奥さま。水周りを2階にした分広さを確保できたＬＤＫは、東～南面のＬ字型に。リビングからキッチンは見えないが、キッチンからはリビングの様子が伺える配置と距離感が絶妙だ。
　「共働きだから、どちらかというと夕方から夜の団らんタイムの心地よさを重視しています」とご夫妻。趣味の楽しみと家族の安らぎを両立させた、こだわりの住まいが完成した。
（ナガノの家　2017年春・夏号　vol.7掲載）