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中野市 / T邸 / 夫、妻、長男、次男
日当たりよく閑静ながら、商業施設がすぐ近くで利便性抜群。「ちょっと歩けば新幹線が見えて、子どもとのお散歩も楽しい」と話すご夫妻が新築を考えるきっかけとなったのは、子育ての始まりだった。「家族で楽しく過ごせる木の家…というのが理想でした」と話すご主人だが、見学会やプランニングの中で俄然気になりだしたのが家の暖かさ。素材へのこだわりと同時に、「底冷えしない家に住みたい」と冬の暖かさも重視した結果、北信濃の地に根差して寒さに強い家づくりを行う村上建設を知り、契約を決めた。
家族と顔を合わせやすいリビング階段、水回りを2階にまとめて家事の動線をラクに…など、間取りは当初ご夫妻が描いた理想通り。ハンモックやボルダリングなど、暮らしを楽しくする仕掛けも取り入れた。もうひとつ外せなかったのが、リビングの薪ストーブ。「実家にも薪ストーブがあって、暖かさは体感済み。メンテナンスしやすいように床から一段下げ、足場を置いて本体の下に空間を作ったのがポイントです」とご主人が教えてくれた。
「コンセントの位置や木材の張り出し具合など、出来上がってくるにつれていろんな箇所が気になって仕方なかったのですが、現場での細かな修正に快く対応していただきました」と奥さま。こだわった甲斐あって、完成した我が家は大満足の仕上がり。「窓を大きく取ったので、花火が見えたりお月見ができたり。日常の景色が輝いて見えます」と笑顔に。吹き抜けに家族の笑い声が響く、楽しい暮らしが実現した。(ナガノの家 Vol.15 2021年春・夏号掲載掲載)