長野市 ／ K邸 ／ 夫、妻、長女

家中どこにいても暖かい平屋＋αの和モダンな家

　以前は温泉地のマンションに住んでいたKさんご夫妻。集合住宅での人付き合いが少々大変に感じてきた頃ご主人の会社が移転することになり、「そう簡単には売れないだろうけど…」とマンションを売りに出してみた。するとすぐに買い手がつき、「慌てて
次の住まいを考えました」とご主人は話す。老後は畑いじりを楽しみにしたいからと、今回は一戸建てを希望し、公共の交通機関が便利に使える駅に近い土地を手に入れた。
　そして施工会社を選ぶ段階になって思い出したのが、以前見たモデルハウスが印象に残っていた村上建設。そこで昨冬再びモデルハウスを訪れると、「家に上がった瞬間の、足の裏で感じる温もりにびっくり。しかも床暖房ではなく、エアコン一台で家中を暖められる仕組みだと聞いて驚きも倍に。廊下や洗面所まで暖かくて感動しました」とご夫妻は声を揃える。村上建設オリジナルの【М─ＳＥＴ工法の家】は、柱と梁を断熱材ですっぽり包む「外張り遮熱断熱工法」。高い断熱性･気密性を実現し、家の中での“温度のバリアフリー化”を叶えている。
　平屋＋2階の1室というコンパクトな間取りは、夫婦と県外で働く娘との生活を想定して決めた最適サイズ。リビング階段にスキップフロアを取り入れることで、開放感も生み出している。「畳やデッキで日向ぼっこしたら気持ちよさそう。庭には石と芝生を敷いて、その先には畑も作りたいですね」と奥さま。「新居での楽しみ」を話し合う幸せな日々は、まだまだ続きそうだ。（ナガノの家　2016年春夏号　vol.5掲載）