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中野市 / Y邸 / 夫、妻
ふたりのお子さんが独立し、しばらくご主人のお父様の介護に奮闘してきたご夫妻。ご自身の老後のことを考えたとき、介護中の実家で味わった心身に堪える寒さを思い出し、「歳を重ねても安心して暮らせる暖かな家を手に入れよう」と、この地での建て替えを決意した。
時間を見付けては住宅展示場や見学会に足を運んではみたものの、建物にもスタッフにもピンと来ない日々。そんな中、村上建設の見学会の案内を目にした。気になったのは、中野市よりも積雪量が多く自然条件の厳しい飯山市の企業でありながら、エアコン一台のみの床下暖房で家中を暖められるということ。「寒さにも雪にも強い家づくりに長けているに違いない」と、見学会へ出掛けた。
迎えてくれた村上社長に対し、「ある意味商売っ気がないというか、強引さがまったくなくて。そのスタンスやペースが私たちにしっくり来ました」という印象を持ったご夫妻は、数日後に同社展示場へ。木の温もりと肌触りの良さ、塗り壁の質感、そしてたった一台のエアコンが一棟を丸ごと暖めている事実に性能の高さを実感した。「居心地が良過ぎて、何時間居座ったかわかりません。あの快適さを体感できたのと、営業さんの人柄が決め手でした」。
要不要をシビアに見極め、でも決して妥協はせず、これからふたりで過ごすであろう30年に真に望むものだけを詰め込んだ住まいが完成。想像通りの心地よさだという新居に改めてご夫妻は目をやり、「すごくいい家ができたよね」と、仲良く頷き合った。
(ナガノの家 2016年秋冬号 vol.6掲載)