株式会社 村上建設/サラサホーム北信 (中野市)

☎0269-24-1585

中野市 / S邸 / 夫、妻、長女、長男

寛ぎと洗練の和モダンの家。回遊動線で家事も快適に

 ご夫妻揃ってイスより「畳派」、とはいえ純和風ではなくモダンな住まいを思い描いていたSさん夫妻。地元工務店を探す中で出会ったのが、口コミで評判の村上建設だ。「モデルハウスの和モダンな雰囲気が理想に近く、興味を持ちました。担当者の親身な対応も印象的で」とご主人は話す。
 ダークブラウンでまとめたLDKの中心は、足を伸ばして寛げる畳敷きスペース。縁のない畳をフローリングとフラットに敷き詰めているため和に寄りすぎず、シックなインテリアになじんでいる。空間を広く使いたいとダイニングセットは置かず、レストラン勤務のご主人の案でバーのようなカウンターをキッチン前に設置。「家族4人での食事は座卓で、個別に食べる朝などはカウンターで」と使い分けている。
 S邸で印象的なのは、スキップフロアで設けた中2階の和室だ。ネイビーでモダンにしつらえた空間は、吹き抜けを介してLDKと緩やかにつながる。「今は子ども達の勉強スペース。キッチンからも様子が見えて安心です」と奥さま。下部は4.5帖の納戸、上部はウォークインクローゼットとたっぷりの収納を確保できたのは、スキップフロアならではの空間活用術だ。
 奥さまの希望を叶えた家事動線も特徴。キッチンと洗面脱衣室がダイレクトにつながり、さらにリビングまで行き止まらず回遊できる間取りゆえに、「料理と洗濯が同時進行できるし、料理中でも子どもがお風呂から出たらすぐ体を拭いてあげられます」と満足そう。家族にほどよく目配りができ、心から寛げる暮らしぶりが伝わってきた。
(ナガノの家 2017年春・夏号 vol.7掲載)

LDKの中央には縁のない畳をフローリングとフラットに敷き詰め、モダンな空間と自然になじむように。中2階の和室はリビングとオープンにつながり、下部は扉付きの広い納戸になっている。梁や縦格子、造作したテレビボードなどはダークに塗装し、和を取り入れつつモダンに仕上げた

詳細データ

  • 竣工年月/ 2015年 2月
  • 所在地/中野市
  • エリア/北信
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 127.26㎡ ( 38.56坪 )
  • 1F/ 66.39㎡ ( 20.12坪 )
  • 2F/ 60.87㎡ ( 18.44坪 )

平面図

特徴

  • 庭にこだわり
  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 高気密・高断熱
  • キッチンにこだわり
  • 収納にこだわり
  • スキップフロアあり

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