長野市 ／ Y邸 ／ 夫、妻、長女、次女、 妻の父、妻の母

介護のしやすさも考えた 暖かなバリアフリー住宅

3年ほど前から、築40年以上の奥さまの実家で両親と同居を始めたYさんご一家。冬の寒さと介護のしづらさから建て替えることを決めた。家の中の温度差をなくすことでヒートショックなども防げると考え、吹付断熱や外通気工法などを標準装備し、暖かい住まいづくりに定評のある山﨑建設を選んだ。「介護のしやすさを一番に、こちらの希望をもとにプランを提案していただきました」と奥さま。

　介護動線を考え、両親の部屋とトイレ、玄関を配置。訪問介護を受けても気兼ねなく過ごせるよう、ホールを挟んだ反対側をリビングに。2階の階段ホールは室内干しスペースにし、バルコニーは人工芝を敷くことで洗濯スペースとして利用するだけでなく、晴れた日には子どもたちがひなたぼっこを楽しんでいるという。

　部屋やホールの広さなど、高齢者住宅も手掛ける同社ならではのアドバイスが随所に生かされ「やっぱりプロにお任せしてよかったです」と満足気に奥さま。駐車場を広くし、玄関から緩やかなスロープを造ったことで車椅子の移動も以前よりずっと楽になった。庭にはシンボルツリー
を植える予定でライトアップ用の照明も設置。「あとは何の木を植えるか、みんなで相談中」と、家族の楽しい家づくりはあと少しで完成となる。（ナガノの家　Vol.11　2019年春･夏号掲載）