千曲市 ／ K邸 ／ 親子２人

モノトーンをベースにデザイン。奇をてらわず快適さを求めた住まい。

　駐車スペースが狭く不便なことに、日々不満を募らせていたというKさん親子。「築40年ということもあり、自然と建て替えを考えるようになりました」と話すお父さまが、山﨑建設の構造見学会に訪れることで家づくりの第一歩を踏み出した。
　「しっかりした４寸角の柱を使っていたし、何より職人が手がける家が良かった」と感心。次は完成見学会に親子で参加し、ふたりで「これなら」と納得して建築を依頼した。しかし、いざ始まると敷地の諸問題が明るみに…。山﨑建設によるサポートのおかげで解決に至ったが、「不動産業も得意とする同社だからこそ安心してまかせられた」とお父さまは振り返る。
　建て替え原因だった駐車スペースを広く取るため、家の配置は敷地の南東側に変更。外からの視線は気にならない場所柄、あまり軒を出さずに延床面積をギリギリまで確保した。
　息子さんはスタイリッシュなモノトーンの色使いを、お父さまは人が集えるリビングと庭を望む大きな窓を希望。前宅で気に入っていたところを踏襲して考えたプランは、偶然にも１階の間取りがほぼ同じになったという。慣れ親しんだ動線を残しつつ、バリアフリーなどの快適さはプラス。「息子の希望が強く反映されていたので少し不安もあったけど、完成してみたら大満足。あとはお嫁さんが早く来て、この家を気に入ってくれればいいなあ」とお父さま。いっそうにぎ
やかなマイホームが叶う日を心待ちにしているようだ。（2015春夏号 Vol.3掲載）