千曲市 ／ M邸 ／ 本人、長男、長女、次男

リビングがふたつある ちょうどいいサイズの家

子どもたちが巣立ったあとも、いつでも帰って来られる場所を作りたいと考え、知り合いの山﨑建設に土地探しを依頼したＭさん。「ピンポイントで住みたいと思っていた場所に土地を用意してくれました」とひと安心。さすがに建築までは予算的に難しいだろうと思っていたが、建築についても、予算内に収められると同社からの心強い返事が。土地探しも建築もできる地元に根ざした工務店ならではの力に安心し、すべてを任せた。

希望したのはリビングがふたつある家。「来客があった時、子どもたちは2階でくつろげ、子どもの友人が来たときは１階で家族がくつろげるようにしたかった」とMさん。また広くなくても個室を持たせたいと２階に３人分の部屋を用意した。限られた予算の中で希望を叶えるため、建材や住宅設備のメーカーを統一するのはもちろん、インターホンの種類など細部に至るまでとことんこだわり、無駄なコストを削減。その一方で「流しの前に台が欲しい、外が見える窓を付けたい」などの細かな要望にも応えてくれた。希望を叶えながら本当に必要なものだけを厳選した住まい。「今年は暑かったけれど、エアコン１台で十分涼しかったです」と性能の高さを実感。快適な住まいの完成を家族で喜んでいた。（ナガノの家　Vol.15　2021年 春･夏号掲載）