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千曲市 / T邸 / 夫、妻、長男
集成材を極力使わない家づくりを考えていたTさん夫妻。本誌に掲載されていた山﨑建設の見学会に参加したところ、「専務自ら素材や構造を熱心かつ丁寧に説明してくれて、信頼できるなと感じたのが決め手です」とご主人。国産材を使ったミニマルデザインの同社オリジナル規格エコ住宅「パッシブキューブⅡ」をベースに、間取りをカスタマイズすることでコストを抑え、建坪約20
坪弱ながら納得の住まいを実現した。
限られたスペースと予算の中で何よりも優先したというLDKは18.5帖と広く取り、「子どもが元気に走り回れる家」という理想をカタチにした。いろいろな資料を片っ端から見て、気に入ったデザイン探しにも奮闘。白と黒のツートンカラーにベランダのシルバーがアクセントになった外観もこだわりポイントだ。無垢材のフローリングやエアコンの設置台数など、標準仕様がハイスペックだったのも嬉しい驚き。「後で見積もりが変わることがなく、安心でした」と奥さまが振り返る。
住んでみて予想以上だったのが室内の快適さ。吹き付け断熱を施したT邸の仕様は、東北地方の基準をも満たす高性能で暖かさは折り紙つき。要所に配した大きな窓で明るさは確保しつつ、位置を工夫してわずらわしい西日をシャットアウトしている。大きな窓から四季の風景が望める省エネ・エコハウスは、豊かな暮らしを楽しみつつ家計にやさしい、子育て世代にぴったりの住まいだ。(2016春夏号 vol.5掲載)