茅野市 ／ 岩附邸 ／ 夫、妻

寛ぎスペースを大切に 笑顔を生み出す憩いの家

　白と木目を基調とした空間に、ふんわりと漂うアロマの香り。「一生住む家だから、気に入ったものを建てたかった」とい
うご主人の言葉通り、寛ぎのスペースとして十分な広さのあるリビングや、将来子どもたちが走り回って遊べるL字のウッ
ドデッキ、子どもたちと一緒に入浴できる広めのバスルームなど、岩附邸はこれからの幸せな家族の姿が目に浮かぶような住
まいだ。
　企業選びの決め手を伺うと、「標準装備が充実していたから」と即答。「カーテンや照明、網戸、冷暖房機などに加えて太
陽光発電も標準装備なので、価格も分かりやすかった」とご夫妻。また、住まい手の要望に応えてくれる自由設計も大きな
魅力のひとつだったという。たとえば、当初の設計ではリビングとダイニングの間に間仕切り壁があったが、取り払って広々と
したひと続きのＬＤＫに。ベランダは設けずに費用を抑え、その分玄関前のウッドデッキをＬＤＫの前までつながるL字型に
延長した。自分たちのライフスタイルに合わせて使い勝手や過ごしやすさを追求し、今の住まいに辿り着いたのだという。ナチュラルで統一感のある空間のデザインについて尋ねると、ご夫妻が持ち込んだもの以外はほとんど担当の永瀬さんの提案によるものだという。「私たちの話をしっかり聞いてその上で提案してくれるので悩まずに決めることができました」と笑顔で話してくれた。ご夫妻の明確な理想とそれを共有したプロの提案力が重なり合い、未来へとつながる理想の住まいが完成した。（ナガノの家　Vol.13　2020年春・夏号掲載掲載掲載）