松本市 ／ H邸 ／ 夫婦2人+子ども2人

無垢材の温もりに包まれた、機能的で暮らしやすい家。

　開口一番、「おかげさまで、『ああしておけばよかった』ということがひとつもないんです」と話してくれたご夫妻。マイホーム計画は、長男の幼稚園入園に合わせてスタートした。ビルダー選びの決め手は、アルプスピアホームのショールームや見学会で”等身大の家づくり“を実感できたから。設計が始まってからも親身になって相談にのってくれ、とことん理想の家づくりに付き合ってもらった。
　特にこだわったのは、無垢の床材や収納、そしてワンフロアの明るいＬＤＫ。また、家事スペースを一角にまとめた効率的な動線も納得の使いやすさだ。「部屋に物が溢れているのは嫌」というご主人のため、家族みんなが苦にせず片づけができるよう「使うものは使う空間にしまう」収納を考えた。例えば水周りに使うものは隣の家事室にすべてストックできるように。子どもたちのおもちゃは和室の吊押入れの下が定位置で、自分たちで片付けられるように考えた。「キッチンもリビングも洗面脱衣所も、いつもスッキリ片づいていて気持ちいい」と奥さま。地区のお知らせや行事予定の紙など、雑然としがちなものはママコーナーで集中的に管理し、部屋を散らかさない工夫をしている。
　機能的に造られているだけでなく、各所に差し込む光と、優しく吹き抜ける風が、冬は暖かさを、夏は過ごしやすさをもたらしてくれる健康的で快適な家でもある。無垢材の温もりと心地よさに包まれて、住む人もここを訪れる人たちも、優しくあたたかい気持ちにしてくれる家が完成した。（ナガノの家　2014年春夏号　vol.1掲載）