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南箕輪村 / H邸 / 夫婦2人
新生活は新居で迎えたい!家づくりから始まる新たな暮らし
「プロポーズの時なんです、家づくりの始まりは」。そう話すのは、新居で新婚生活をスタートさせたばかりのHさんご夫妻。「賃貸はもったいない。つくるなら少しでも早い方がいい」という周囲のアドバイスから、結婚を決めると同時に家づくりも決断し、計画をスタートさせた。
イメージしたのは、ホテルライクでシンプルな家。家族や友人を招きやすいよう、パブリックとプライベートのエリアが分かれていること、家の中から中庭が見えること、ビルトインガレージやアイランドキッチン、建築化照明など、具体的なこだわりをピックアップしていった。設計を担当したのは、奥さまの叔父さまである池上さん。「ふたりのイメージや要望を大事にしつつ、家事動線や中庭の見え方、間取りと外観デザインのバランスにも意識を配りました」と振り返る。
完成した住まいは、おふたりの理想を凝縮したモダンな家。グレーを基調にした屋内は中庭を囲むようにLDKが広がり、リビングからもキッチンからも中庭が望める開放的な雰囲気になっている。リビングに施された建築化照明は柔らかな光で空間を満たし、雰囲気たっぷり。人を招きたくなる上質な空間に仕上がった。
「先日、初めて両親を招いて一緒に食事をしたんです」とご夫妻。「素敵な家だねと言ってもらえたのが嬉しくて。決断してよかったです」。プロポーズから1年余り。家づくりを経て始まった新生活は、家族や身近な人たちに見守られながら幸せいっぱいに紡がれていく。(ナガノの家 Vol.23(2025年春夏号)掲載)