箕輪町 ／ N邸 ／ 夫婦2人+子ども1人

ライフスタイルにフィット
“らしさ”が心地いい住まい

収納や間取りの工夫で仕事と家事が両立できる

　Nさんご夫妻の家づくりのコンセプトは、「できるだけ手間が省ける、休める家」。併設するヘアサロンはご主人の仕事の場。在宅時は家事を分業するご夫妻にとって、疲れて帰ってきた時に〝無理しなくていいこと〟は大切なポイントだった。「店舗と住宅を直結させなかったのも、仕事場と住居を分け、休むときはしっかり休むというメリハリをつけたかったから」とご主人は話す。
　自宅での安らぎのためにこだわったのは、まとめ収納ができるスペース。パントリーは玄関とキッチンの両方からアクセスでき、食材ストックから日用品までたっぷり収納できる。サンルーム横のファミリー
クローゼットも、家族３人分の衣類が収まる容量を確保。「衣替えは上下を入れ替えるだけで終了。収納を充実させたことで生活空間のモノが減り、ストレスが減りました」と奥さまは笑顔で話す。もうひとつのこだわりは、家事のしやすい家事ラク動線。例えば「洗濯物は室内干しだけで済ませたい」と設けたサンルームは、収納場所のファミリークローゼットや脱衣室と一直線上に。洗濯・干す・畳むといった一連の作業が、直線移動で完結できる。さらに、玄関～パントリー～LDKの回遊動線も、家事ラクポイントのひとつだ。
「私たちは仕事、子どもは学校で、一日頑張った疲れをお気に入りの家でゆっくり癒す…そんな心休まる住まいが叶いました」と笑顔のご夫妻。家族で過ごす時間が増え、心満たされる豊かな時間が流れていく。（ナガノの家 Vol.23（2025年春夏号）掲載）