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箕輪町 / K邸 / 夫、妻、長女、次女、犬1匹
家族4人と愛犬のトイプードルの1匹で、2019年夏からこの家に暮らし始めたご一家。家づくりを検討し始めたときから、建てる家は平屋にすると決めていた。「実家は2階建てなんですけど、今はもう2階が物置になってしまって。階段掃除も大変ですし、2階が無いメリットの方が大きいなと思っていました」と話すのは、2児を育てながら美容サロンを経営している奥さま。奥さまは箕輪町、ご主人は伊那市の出身。伊那地域の地元ビルダーに絞って検討する中で出会ったのが、南箕輪村に本社を構えるあっとホームのオープンハウス。ご夫妻の好みにジャストマッチだったことから、家づくりのパートナーに決定した。
ムダなスペースが無い、掃除の手間が省ける、家事動線がスムーズになる…という効率性だけが平屋の魅力ではない。家族全員がワンフロアで暮らすため、コミュニケーションが取りやすいのも平屋ならではのメリットだ。
そもそも加藤家が新築に踏み出したきっかけは、奥さまの美容サロンをオープンさせるため。とはいえ、同じ屋根の下で暮らしやすさを維持しながら、店舗と自宅というふたつの空間の心地良さを両立させることは容易ではなかったはず。「それが叶ったのは、私たちの細かな要望にあっとホームさんが一つひとつ丁寧に答えてくれたから」とご夫妻は振り返る。
例えば店舗デザインで奥さまがこだわったのは、店舗と自宅を異なるテイストにすること。そこで同社のインテリアコーディネーターからは、自宅はカジュアルモダンに、店舗はアンティークにというプランを提案。雰囲気に変化を付けながらも、違和感なく調和するようバランスが取られているのはさすがプロの技。また、ネイル・ヘア・着付け・まつげエクステなど、奥さまが手掛けるすべてのサービスを行えるよう、コンパクトながら機能的に設計されているのもプロの手腕によるものだ。そのほか広めに設けた土間のシューズクローク、ニッチのあるトイレ、キッチンのウォールシェルフや洗面所の造作棚など、すっきりシンプルな暮らしを好む加藤家にフィットする工夫があちこちに。
住み始めて約半年が経過した加藤さんご夫妻に率直な感想を伺うと、「担当の畑社長も職人さん達も、私たちに親身に寄り添ってくれました。そんな過程も住み心地も、心から大満足です」。やっと手に入れた我が家のリビングで、ふたりは笑顔で顔を見合わせていた。
(ナガノの家 Vol.14 2020年秋・冬号掲載掲載)