松本市
株式会社 アスピア
株式会社 アスピア (松本市)
松本市 / K邸 / 夫、妻、長女、長男
キッチンの真正面、ダイニングに面した幅も高さも大きい窓から見えるのは、のどかに広がる田園風景。昔から当たり前のように見ていた眺めを、家族と一緒に我が家から見られることに幸せを感じるKさんは、長女の進学を機にこの地元に腰を据えようと決めた。そんな話を聞くと、四季を感じられるこの眺めが、いつまでもKさんご一家のものであるように…と願いたくなる。
アスピアとは仕事上でつながりがあったというKさん。普段からよく知る職人たちという安心感もあり、最初から「アスピアの家を」と考えていた。床下エアコンと第一種熱交換換気システムを組み合わせた全館空調や、県産材を使って県の「環境配慮型住宅助成金」を取得するなど、予想以上の提案がいくつもあり、プランニング中にいっそう同社の住まいづくりの姿勢に共感したという。
「子どもたちが元気になりましたね」と話すのは奥さま。今までの住まいでは我慢させることも多かったというが、今ではのびのびと家の中を飛び回る。設計担当者と直接話せるアスピアだからこそ「たくさん無理を言い、ふたりのこだわりを詰め込みました」という住まいには、奥さまの“決意”も反映されている。「棚があったりすると、つい物を置いてしまい、積み上がってしまう…」という今までの暮らしグセを、この際キッパリ変えようと決心。収納はすべて隠し、物を置ける場所が表に出ないように徹底した。シンプルとゆとりを実感できる新しい住まいは、家族のライフスタイルまでも一新させている。
(ナガノの家 2019年 春・夏号 vol.11掲載掲載)