中澤勝一建築株式会社 (長野市)

長野市 / S邸 / 夫、妻、長女、次女

風と光を室内に取り込み 景色とともに暮らす家

眼前に広がる田園風景を
広いデッキから一望
のどかな眺めに癒される毎日

 北側は閑静な住宅街、南側には田畑が広がるという住宅地の南端に建つS邸。クールな外観とは一転、中に入ると田園風景と一体になったような開放感に満たされるこの家は、アトリエ建築家による高いデザイン設計と優れた技術力を誇る中澤勝一建築の技が合致した、高性能の住まいだ。

 「最大の決め手はこのロケーションでした」とご主人。LDKとつながる開放的なウッドデッキ越しに見えるのは、住宅街の一角であることを忘れるほどのどかな景色。初夏の田植えには苗の緑が、秋には実った稲穂の黄金色が、そして冬は純白の雪景色が楽しめるこの地のメリットを生かすべく、遮るもののない南面には広いウッドデッキと大きな開口部を設けた。「ひと目で気に入ったこの景色を大きな窓から眺められる毎日。最高の贅沢です」。

 ご主人の趣味であるサーフボードをディスプレイした土間玄関を境に和室とLDKを分けた1階は、どこにいても子どもの気配を感じられるオープンさ。大きな窓からは自然の光や風をたっぷり取り込め、「風の通りがよくて夏でも涼しいです」と奥さまは話す。

 そして何より、東西の幅いっぱいに広がるウッドデッキで過ごす時間は至福のひととき。この景色に癒やされたいと訪れる友人も多く、以前より来客が増えたという。「それまでは週末になると遊びに出かけていましたが、今はわざわざ出かけなくても我が家が最高!家で過ごすことの方が多くなりました」とご夫妻。家族との団らん、仲間が集まってのバーベキューなどを満喫中だ。(ナガノの家 Vol.12 2019年秋・冬号掲載掲載)

「生活感を出さないようにしたい」と、極力モノを置かずシンプルモダンに仕上げたLDK。グリーンを飾ったライン照明やファブリックなど、テイストは西海岸風にまとめられている。階段ホールは吹き抜けで、高窓から降り注ぐ光がリビングにも届く

詳細データ

  • 竣工年月/ 2017年 12月
  • 所在地/長野市
  • エリア/長野
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 112.29㎡ ( 33.96坪 )
  • 1F/ 70.39㎡ ( 21.29坪 )
  • 2F/ 41.90㎡ ( 12.67坪 )

平面図

特徴

  • デザイナーズハウス
  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 太陽光パネルあり
  • 地震に強い
  • 長期優良住宅
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • 低コスト
  • 子育て世代の家

企業情報

長野市

中澤勝一建築株式会社

長野県の住宅工務店