中澤勝一建築株式会社 (長野市)

長野市 / オープンハウス

インナーテラスから注ぎ込む 自然光あふれる2階LDKの家

 「いつか家を建てたい」と考えるママたちが専門家から家づくりを学び、実体験していくという趣旨の“もぎ建てプロジェクト”。その第一回目の現場となったのが、この「R+house」のオープンハウスだ。アトリエ建築家が土地のロケーションや特性を考えながら、ご夫妻と子どもふたりという家族モデルに合うプランを作成。そこに中澤勝一建築の優れた技術力が加わり、一年中いつでも快適な性能の高さを持つ、ハイスペックな住まいが完成した。

 東、南、西側の三方に隣家があり、北側は道を挟んで墓地…というロケーションからアトリエ建築家が考えたのは、周囲を気にせず暮らせる2階リビングのプラン。空間にゆとりをもたらすインナーテラスが外と内をつなぎ、大きな窓から入る自然光が2階から玄関までを照らす、あふれる光が印象的な住まいだ。その秘密は、光の入り方や風の抜け方を考えて配置された窓。空や周辺の山々の景色を取り込み、住宅街という立地を忘れさせてくれる気持ちよさの立役者といえる。また、大きな吹き抜けや窓があっても室内の温度が一定で快適なのは、高い気密・断熱性のなせる技。厳しい信州の気候を知りぬいた地域密着の同社だからこそ、性能面には特に気を配っている。

 同社では「良い庭をまとうと住まいがもっと素敵になる」と考え、家と外構をトータルデザイン。家と庭の調和によって家で過ごす時間が楽しみになる。庭を手入れしたり、眺めたり、育てた季節ごとの花や野菜で食卓を彩ってみたり。美しい庭がもたらす幸せな“お家ジカン”…そんな心豊かなひと時も体感してみよう。(ナガノの家 Vol.14 2020年秋・冬号掲載掲載)

内装は木目にモノトーンのインテリアをコーディネートし、シンプル&ナチュラルテイストに統一。LDKは壁や天井をホワイトクロスにすることで光を反射させ、空間の明るさを際立たせる。壁に造り付けたTVボードは足もとに間接照明を入れ、柔らかな奥行きを演出した

詳細データ

  • 竣工年月/ 2020年 1月
  • 所在地/長野市
  • エリア/長野
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 94.60㎡ ( 28.60坪 )
  • 1F/ 49.68㎡ ( 15.02坪 )
  • 2F/ 44.92㎡ ( 13.58坪 )

平面図

特徴

  • デザイナーズハウス
  • 庭にこだわり
  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 地震に強い
  • 狭小・変形敷地
  • 長期優良住宅
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • 低コスト
  • 子育て世代の家
  • 国産・県産素材
  • キッチンにこだわり
  • バス・トイレにこだわり
  • バリアフリー

企業情報

長野市

中澤勝一建築株式会社

長野県の住宅工務店