大町市 ／ 小坂邸 ／ 夫、妻、長女、次女、三女

性能もデザインも極めたクールな子育て世代の家

　ご主人の実家近くに家を建てることが決まった時、奥さまが一番に考えたのは「おしゃれで暖かい家」だったそう。宮崎県生まれの奥さまは、寒さ対策を万全にしたかった。特に気密性にこだわって探したところ、ＺＥＨビルダーのオオサワホームに辿り着いた。それまで、何社ものＨＰやモデルハウス、完成見学会などをめぐり、気が付けば「２年近く考えていました」とご夫妻。決め手となったのは、同社が開いている勉強会へ参加した時に感じた「家づくりに対する自信」だった。「だからこそ、自分たちが納得してお願いすることができました」。
　高気密・高断熱の住宅性能に加え、屋根には７ｋＷの太陽光パネルを搭載し、ランニングコストの低減を実現。機能性と合わせて叶えたかった「おしゃれな家」は、デザイン系を得意とする建築家の設計で、同社が手掛けている「Ｒ＋ｈｏｕｓｅ」で実現した。インダストリアルデザイン系の好きな奥さまのオーダーは「夫が友人たちと集まるような〝アジト〟っぽい、遊び心のある家」。アイアンの階段を設けた倉庫のような雰囲気の中に、奥さまのセンスで飾った小物で優しさをプラス。クールさと温もりが絶妙にマッチした空間で、家族団らんができるＬＤＫとなった。リビング内には使い勝手のいい洗面所を配したり、家族で見られるプロジェクターがあったりと、居心地のよさも重視。ご夫妻だけでなく、これからの成長が楽しみな３姉妹も生きいきと過ごせる住まいをつくりあげた。（ナガノの家 2018年春･夏号 vol.9掲載掲載）