株式会社オオサワホーム/リノベ不動産 松本二子橋店 (松本市)

安曇野市 / N邸 / 夫婦2人

和と洋、過去と現代
異なるテイストが交錯し調和する住まい

 「オオサワホームさんで建てた友人の家が素敵で、『ウチもオオサワさんで家づくりしたい』と決めていたんです」。アパートが手狭になり、そろそろ家を…と考えたNさんご夫妻。第一の要望は、「新築でも中古でもいいから、広い家を」ということ。そんな中出会ったのが、安曇野に建つ築21年の和風住宅だ。

 延べ床はおよそ64坪。耐震性・断熱性も問題無く、内見に同行した大澤社長も太鼓判。何より近年ではなかなかお目にかかれない書院造りの和室や玄関の格天井に、「和が好き」なご主人がひと目惚れ。躯体がしっかりしていることから、「変える部分と変えない部分をしっかりと分ける」をテーマに、物件購入と改修を決めた。

 “変える”を行ったのは、内装、外装、水回り設備交換。中でも大胆にイメチェンしたのは約28帖のLDKで、北欧好きの奥さま好みに一新され、見事に装いを変えている。一方、旧来の雰囲気が気に入っていた玄関や西側の和室は化粧直し程度に。和と北欧の要素が家の中でしっくり調和しているのが不思議だが、「その秘密は扉」と大澤社長。特にLDKの格子戸は玄関の既存飾り格子と格天井に合わせデザイン考案したもので、ふたつの空間を違和感なくつないでいる。

 趣を守りつつ、若い感性をプラスした若いふたりにふさわしい住まいが誕生。これから紡がれていくN家の歴史とともに、味わいが増していくのが楽しみだ。(ナガノの家リフォームリノベーションVol.7掲載)

LDKは内装を一新し、明るい木目を活かした北欧のカフェのような雰囲気。窓際の造作収納は扉をタモ材に変え、床は無垢のアッシュ材に。ダイニング側の天井は木目調のクロス貼りだが、よりリアルに見えるよう10㎝ほどの下がり天井とし、木材の厚みを再現

詳細データ

  • 予算/1,501~2,000万円
  • 竣工年月/ 2022年 10月
  • 所在地/安曇野市
  • エリア/松本
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 212.99㎡ ( 64.43坪 )
  • 1F/ 143.43㎡ ( 43.38坪 )
  • 2F/ 69.56㎡ ( 21.04坪 )

平面図

特徴

  • ウッドデッキテラスあり
  • 低コスト
  • 子育て世代の家
  • 国産・県産素材
  • キッチンにこだわり
  • 本格和室あり

企業情報

松本市

株式会社オオサワホーム/リノベ不動産 松本二子橋店

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