長野市
IIKEN HOUSE/飯島建設株式会社
IIKEN HOUSE/飯島建設株式会社 (長野市)
長野市 / A邸 / 夫、妻、長男、長女
かつてご主人の祖父母がオーナーとして暮らしていたマンションの一室。ご両親が共働きだったご主人はこの家に預けられることが多かったうえ、高校生の頃から5年ほど住んでいたという、思い入れのある住まいだった。
結婚後、しばらくは賃貸暮らしだったAさんご夫妻。ふたり目の子どもが誕生して手狭になってきたこと、そして何よりもこの家が空き家になっていたことが気掛かりで、子育てがしやすいように新居へフルリフォームすることを決めた。
「住まいの中心にキッチンを置いて、リビングや子ども部屋など兄妹が過ごすスペースに目が届きやすいようにしたい」と希望した奥さま。といっても、もともと台所は家の西側に独立する形で設けられており、大掛かりな工事が予想された。依頼先は4~5社検討していたが、キッチン移動の希望を伝えると難色を示されることが多かったそう。そんな中で唯一「頑張ればできると思います!」と言ってくれたのが決め手となり、飯島建設に依頼を決めた。
設計プランは、キッチンからの家事動線や収納量、子ども部屋の配置など将来的なことも考えて作成。居間・食堂に加えて和室が3つと別空間の隣室もあり部屋数が多かったが、家族の気配が分かる子育てのしやすい住まいへ一新させるため、できるだけひと続きの空間に。希望通りキッチンをセンターに据えた、家族が自然と集まる大空間ができあがった。
*************************
防火仕様で厚さ10センチほどの外壁材が使われ、断熱性に問題はなかったというこのマンション。しかしご主人のお父さまや知人のアドバイスで、部分的に新たな断熱施工を行った。床下には断熱・遮音性、そして緩衝性に優れたネダフォームを、さらにリビング東側の壁にも断熱を施し、今まで以上の快適さを手に入れた。「今年も酷暑だったと言われたけど、この家の中ではさほど辛くは感じなかったですね」とご主人は今夏を振り返る。
スムーズな家事動線にもこだわりが。家の中央に位置することもあり、奥さまが一番時間をかけて検討したのがキッチンだ。汚れが目立ちにくく、水拭きでサッと汚れが落ちるパナソニックの「Lクラスキッチン」は、高さをミリ単位で調整してもらい、その使い心地に大満足。冷蔵庫とキャビネットの配置は何度も調整を重ね、LDKから水回り、そして子ども部屋までをぐるりと回遊できる動線を実現した。さらにフローリングには段差が一切無し!「掃除機をかける時間が今までより短くなり、将来のバリアフリー面でも安心」とご夫妻。高い性能と住み心地も備えた、子育てにぴったりのマンション暮らしが始まった。
(ナガノの家リフォームリノベーション Vol.3掲載)
長野市
IIKEN HOUSE/飯島建設株式会社