長野市
IIKEN HOUSE/飯島建設株式会社
IIKEN HOUSE/飯島建設株式会社 (長野市)
千曲市 / モデルハウス
「窓は、南につくるもの」。そんな常識を思い切り覆し、南に一切窓のないcasa cube。
それでいて家の中は驚くほど光にあふれ、開放的。窓の機能と効果を見直し、トップライトを巧みに活かしたその家は、デザインはもちろん明るさも機能もプライバシーも備えつつ、今までにない開放感を実現する。余計なものを削ぎ落とし、シンプルを極めたコンプリート住宅。
想像以上の明るさと広がりに驚愕!
最短距離で叶えるデザイン住宅
一見、真っ黒のシンプルなハコ。窓の見当たらないその姿に、「一体どうなってるの?」と不思議に思うが、家に入った瞬間、光のあふれる空間が広がり度肝を抜かれる。
こちらは千曲市にあるcasa cube 4×4のモデルハウス。その名の通り4間(7.28m)角の箱型で、洗練されたデザインと考え抜かれた快適性が魅力のセミオーダー住宅だ。オールホワイトの空間はトップライトやスリット窓から差し込む光を拡散し、家中を光で満たしている。「この家は、建てる場所を選ばないんです」と話すのは、イイケンハウスの丸田さん。「普通は採光方向に気を配りますが、この家なら敷地の向きは関係なし。どっち向きでも家中光に満ち、プライバシーも保てます」。事実、この家は道路のある南側には一切窓がない。トップライトからの光で十分すぎるほどの採光を得て、北側のスリット窓からは穏やかな光が届く。そのうえ動線や使い勝手も計算尽くなのだから、さすがはプロの生み出すデザイン住宅と納得。お洒落にミニマムに、そしてカッコよく暮らしたいと願う人の強い味方だ。
(ナガノの家 Vol.19掲載)