上田市 ／ 時が育む木の家リノベーションモデルハウス

時とともに経年美を増す木の家を
家族の成長に合わせアップデート

　ＯＭソーラーハウス第一号のモデルハウスとしてお披露目した家を、築20年の節目にリノベーション。内壁の塗り直しや冷暖房設備の入れ替えを行なったものの、信州カラマツの床や造作家具・和室は建築当時のまま。「上質な材と職人の手仕事で生み出す木の家は、経年美が魅力です。“時が育む木の家”の素晴らしさを実感してほしくて、リニューアルを決めました」と、美し信州建設の青栁さんは話す。

　同社の建物を施工する職人はみな、プロフェッショナル集団の匠たち。匠が手掛けた内装や家具は、20年経っても歪みも痛みもなく、むしろ美しさが増している。寸分の狂いもない鉋仕上げ、ほれぼれする塗り壁など、ディテール美も圧巻。「木曽ヒノキをはじめとする優れた県産材にこだわり、自社自然乾燥用倉庫で半年以上ゆっくりと身支度を整えた木材を使っています」と青栁さん。木造住宅の真髄とも言える木材へのこだわりが、住まい手に安心を届けている。

　もうひとつのポイントは、健康に配慮した冷暖房。太陽や風などの自然エネルギーを活かす「ＯＭソーラー」に、全館冷暖房システム「パッシブエアコン」を組み合わせ、常に快適温度をキープしている。このモデルハウスは来年夏頃まで見学可能。最新の冷暖房による「空気のバリアフリー」の心地よさと、匠の技に裏打ちされた美しさ、ぜひ自身で感じてみよう。
（ナガノの家リフォームリノベーション　Vol.6掲載）