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小布施町 / 上高井郡/A邸 / 夫、妻、長男、長女
既存の基礎・構造体を活かしつつ、梁や柱の補強などで
耐震性・断熱性を高めて新築以上の住宅性能を実現。
家に求める3世代の想いが詰まった住まい――。
共働きのAさんご夫妻の週末の習慣は、ふたりでキッチンに立って1週間分の献立の下ごしらえをすること。リフォーム前は奥さまの実家に同居しており、キッチンや冷蔵庫の共有は大変だった。また、子どもの成長とともに親世代との生活時間にも少しずつ違いが出てきた。
そこで新築を検討したところ、築20年の離れを譲ってもらえることになり、建て替えを含めて20社以上は検討したそう。「家を解体したくないという親の思いや、『僕はここに勉強机を置きたい』という長男の意見などを丁寧に聞き入れてくれたことが、小布施『夢の家』さんに決めた理由。家族のどんな小さな言葉でも拾ってくれたことが嬉しかった」とご主人。
リフォームとはいえ、工事は全面改修に及んだ。ほとんど柱と梁だけの状態にして、「古い、暗い、寒い、使いにくい」をリセット。家族が安心して暮らせる耐震性や断熱性などの住宅性能を向上させたことで、国の長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金を受けることもできた。
間取りのこだわりは〝とにかく家事がラクなこと〟。ランドリースペースからつながるよう配置したウォークインクローゼットは、オープン収納でオールシーズンの洋服が見渡せ、洗って乾いたらハンガーのまま仕舞える。「子どもが使えるポールの高さにしたり、調湿・防虫効果のある桐材を用いたり、快適にしてもらえました」と奥さま。ほかにも、ふたり同時にキッチンに立てる広さや大型の食洗器、ロボット掃除機が自在に巡れるフラットな床など、さまざまな面で家事の時短を実現した。
「すべてにおいて親身に丁寧に対応してくれた」と満足げなご夫妻。新築のような空間で健やかな暮らしを楽しんでいる。(ナガノの家 2017年秋・冬号 vol.8掲載)