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小布施町 / 小布施町/O邸 / 夫、妻、長男、長女
自然素材以外のものを使っている建物に入ると、匂いなどが気になり長時間過ごせないと気付いたOさんご夫妻。「小布施『夢の家』のモデルハウスは居心地良くて、1時間でも2時間でもいられたんです。もうココしかない」と家づくりを依頼した。
モデルハウスや完成見学会で見たお気に入りのデザインを取り入れたいと考えていたご主人。Rを描く壁など、自然素材では難しいと思うこともあったが今井社長が「できる」という力強い言葉とともに、ご家族の希望を大切にしながら生活しやい空間を提案してくれたという。1階の壁は調湿効果の高い火山灰塗り壁。北面だけは草色にし、仕上げ方を変えてアクセントを付けた。床は節の表情が豊かな赤マツ。吹き抜け部分は壁も天井も信州カラマツで覆い、2階は軽くて肌ざわりの良い桐材がメイン。木の香りと温もり溢れる空間が完成した。
「現場で打ち合わせしながらお客さまと一緒に作っていく」が小布施「夢の家」のポリシー。ニッチの位置やカウンターの高さなど、図面でわかりにくいものは現場で位置決めをし、使いやすさを考え造作するスタイルだ。吹き抜けの壁は当初、和紙にする予定だったが、「下地を貼った現場を見てイメージと違うなと思い、やっぱり木にしたいと変えてもらいました」と奥さま。その都度、意見をしっかりと受け止めてくれたという。「ロフトなど、いろいろ諦めたものもありましたが、生活してみるとそれを忘れるくらい気持ちよく過ごせています」と完成度の高さにご主人も満足そうに微笑んでいた。(ナガノの家 2017年春・夏号 vol.7掲載)