長野市
株式会社湯本建築設計
株式会社湯本建築設計 (長野市)
長野市 / I邸 / 夫、妻、長男
「見学会で見せていただいたのが、この家と間取りも広さも動線もほぼ一緒。暮らしをイメージしやすかったのが大きな決め手でしたね」と規格住宅での家づくりを振り返るご夫妻。図面上では小さいのではないか…と心配していた面積も問題なく、大開口によって生まれるLDKの明るさや開放感が大きな決め手になった。
とはいえ、当初は自由設計も検討していたのだそう。しかし、チラシのデザインとスタッフの対応に惹かれた湯本建築設計で規格住宅「誠の家」を知り、間取りなどプロの設計士が考えたベースがしっかりしていて無駄がないうえに、素材をはじめとするこだわりたい部分には対応してくれることに納得。気になっていたコストも、手が届く範囲だということでひと安心。見学会では実際に住んでいる方の話が聞け、安心感が生まれたと言う。
現在は一日の大半を、広い庭を見渡せる明るいLDKで過ごす。アイランド型キッチンは家中を見渡せるポジションで、家事動線もスムーズだ。時にはウッドデッキで食事をしたりと、屋外をリビングの延長のように楽しんでいる。
「自由設計では、素人がプランを考えて果たしてうまくいくのかという不安がありましたが、規格住宅は熟考されている安心感がありました。すべてイメージ通りにできあがり、不満がないのは幸せですね」。そんなご主人の言葉が何よりも満足度の高さを物語っている。
******************************
ご夫妻は土地選びから湯本建築設計に相談。この土地は道路が南側でないことを懸念していたが、「庭を南に配置でき、プライベート空間として楽しめる」など、豊富な経験をもとにしたアドバイスが役に立ったという。
2階のオープンスペースは子どもの遊び空間やご主人の書斎として活用しているが、「雨の日は洗濯物を干したり、来客用の客間にしたり。場面に応じて自由に使える間取りはうちに合っていますね」と奥さま。また、空気循環のために設けた2階の床ガラリを通し、家族が思い思いの空間で過ごしていても、互いの気配を感じられる点も魅力だとか。シンプルを極めたゆえに利便性が高い「誠の家」だからこそ、Iさん家族は自分たちらしい暮らしを叶えている。
(ナガノの家 2018年秋・冬号 vol.10掲載)