東御市 ／ M邸 ／ 夫、妻

海辺の雰囲気を取り入れた夢のビーチカフェを長野で実現

　サーフィンが大好きで、週に５～６回は海に出かけていたというご主人。「いつか自分の店をやりたい」という夢を叶えるため、結婚を機に奥さまの実家に近い東御市に移住を決め、カフェを併設するマイホームを建てることになった。施工依頼先は、地元の業者を中心に情報収集。最終的に２社に絞り込んだ頃「木楽ホームの営業さんから真摯な手紙をもらい、心を掴まれ依頼を決めました」と振り返る。
　コンセプトは、“長野に海を持ってこよう！”。「窓の外を見たら海があるんじゃないか…っていうぐらいビーチテイストの家が理想でした」とご主人。自ら描いた間取り図を持参し、イメージを伝えた。木楽ホームのスタッフも「Ｍさんの求めているものをキャッチして思いに応えたい」と、京都と茨城にあるご主人お気に入りのカフェへ足を運び、雰囲気を体感しつつイメージを膨らませていった。
　施主の要望をしっかり汲み取り、プロの提案を重ねて完成した住まい。カフェは海辺に佇むビーチハウスのようで、住居はリラックス感たっぷりのリゾートテイスト。アクセントクロスを効果的に使い、部屋ごとに異なる雰囲気を演出しているのも特徴だ。「自分たちの味を出したい」と照明や家具の一つひとつも吟味し、自ら購入したものを施主支給で取り付ることで満足度の高い家になった。
　完成から１カ月後、念願のカフェがグランドオープン。ビーチ気分を味わえる居心地の良い空間は、これからたくさんの人の心を満たす場所になるに違いない。（ナガノの家　2016年秋・冬号　vol.6掲載）