軽井沢町 ／ T様邸 ／ 夫、妻、長女、長男、次女、犬１匹、猫１匹

どう過ごすかはその日次第 フレキシブルな 暮らしを叶える家

暮らしに自由をもたらす、すみずみまで適温の家
自分たちらしく暮らせる資産価値のある家を求めて

「広い庭のある家に暮らしたくて」と話すのは、元々東京に住んでいたTさん。子どもを育てる中で二拠点居住を始め、その後軽井沢をメイン拠点として広い庭のある家を建てようと決めた。目指したのは、自分はもちろん他の人にも評価される魅力のある家。「ライフスタイルが変わればここを離れるかもしれない。だから家族が快適なのはもちろん、軽井沢で暮らす人が欲しいと思う家にしたかったんです」。そこで重視したのが住まいの性能。二度の冬を経て「定住には性能の高さが必須」と実感し、辿り着いたのがホクシンハウスだ。「部屋ごとの暖房器具を駆使して暖を取る生活だったので、エアコン１台ですみずみまで暖かいモデルハウスは驚きでした」。迷わず依頼を決め、角田氏とともに計画をスタートさせた。ご夫妻が要望したのは、周囲の自然との一体感が感じられ、家族それぞれが思い思いに過ごせる家。「将来、子どもたちが大きくなったあとも見据えて検討したので、多様な視点が必要でした。設計は要でしたね」とTさん。会話を重ねながら丁寧にプランニングが進められた。

フレキシブルな住まいで日々を楽しみ家族を育む

完成した住まいは屋内と外部がデッキや庭でゆるやかにつながるつくり。家のどこにいても庭や森へと視線が誘われ、自然と心が癒される。「部屋は用途を決めつけていません」と話す通り、住空間は実にフレキシブル。玄関ホールは趣味スペースや作業場に。仕事部屋は時に長期滞在客の居室となり、2階ホールは子どものセカンドリビングや読書エリアにもなる。家中に温度差が無く、どこにいても快適だからこその自由さといえるだろう。「寝室はどこを使ってもOK。毎日子ども同士で話し合って決めるせいか、交渉力が鍛えられていて驚きました」。暮らしに自由をもたらすフレキシブルな住まいは、家族のコミュニケーションや子どもたちの成長にも良い影響を与えてくれる。
（ナガノの家PREMIUM2024掲載）