株式会社スターフィールド建築設計 (佐久市)

☎0267-85-2428

その他 / S邸 / 夫、妻、長男、長女、犬1匹

愛犬と家族が暮らす
平屋の家

木漏れ日の揺れる別荘地が
静かに暮らしたい家族の理想にこたえる
リビングの窓から望めるのは
広い庭とガレージ、ドッグラン
愛犬とくつろぎ、趣味に勤しむ
たくさんの思いを詰め込んだ
明るく開けた平屋の住まい

~数値に基づく安心感 老後を見据えて先まで快適な家づくりを~
ライフスタイルが変わるタイミングで、自分たちの家を再び建てることになったSさんご夫妻。車イスユーザーである奥さまのお母さまとの同居や自分たちの老後を見越し、ワンフロアでの暮らしが便利という結論に。余裕のある間取りを持つ、バリアフリーの平屋を計画した。「新築の予定があったわけではないですが、スターフィールドさんのことはブログを通じて知っていました。最初の家と比べ、コストを抑えつつクオリティを高められそうだなというイメージ。新築の構想が出てすぐに、依頼しようと思い立ちました」とご夫妻は振り返る。

冬になれば氷点下は当たり前の嬬恋村。暖かさの確保は絶対条件だった。「今年は特に厳しくて、朝はマイナス15℃前後の冷え込みが続いていますが、この家だと起きた瞬間から快適」と嬉しそうなご主人。それを叶えているのが、外断熱と吹付断熱工法によるW断熱と、気密性の高さだ。家の性能を数値化する指標のひとつとして、家の隙間を示すC値がある。同社では、国が定めるよりはるかに低い基準=C値0.7㎠/㎡を独自に設定。S邸では、完成時で0.38㎠/㎡という優れた気密性で、熱ロスの少ないW断熱のメリットを最大限に活かせ
るという。「高気密高断熱、さらに24時間換気システムとの相乗効果で、暖かいのに乾燥しにくく、空気のキレイな快適空間が得られます」と同社の星野社長。空調は床下とリビング設置のエアコンで全館OK。長い目で見てもコスパがよく、ずっと快適に暮らすために必要な、質の高い室内環境を叶えている。


~長い付き合いだからこそ 信頼できる人にまかせたい~
平屋の計画にあたり、唯一ネックだと考えていたのが屋内の明るさ。「心配を伝えたところ、あちこちに窓を設けてもらい、明るく過ごせています」と奥さま。工夫は採光だけにあらず。窓の位置は緻密に計算され、冬は日差しを取り込んで暖かくなるように、逆に夏は直射日光が入らず涼しく過ごせるように…というパッシブ設計が反映されている。「窓の配置次第で、冬ならストーブ1台分くらい熱量が変わります」と星野社長。自然の恵みを活かした温もりに、心もほっこり和やかになる。

【Plan Point】
LDKを中心に置きつつ、個室を放射状に配置した平屋の住まい。車イスでも生活できるよう、廊下を減らして空間に余裕を持たせている。収納がたっぷり目にほしいという希望から、各部屋にはもちろん、オープンな共有のクローゼットと小屋裏を活かした大型収納を完備。また玄関からパントリーを経てキッチンへ続く動線と、主寝室から水回り・WICの両方へアクセスできる2ウェイ動線は、いずれも暮らしやすさと家事のしやすさが考えられている。(ナガノの家 PREMIUM 2022掲載)

「リラックスできる癒される家」をテーマに考えられたS邸。家族の集うLDKを平屋の中心に据え、モダンな大人の装いと遊び心ある可愛らしいテイストをミックスし、会話の弾む穏やかな時間が流れている。キッチン背面のアクセントクロスは、よく見ると犬の足跡模様が入ったデザイン。「愛犬を思いやった住まい」をもうひとつのテーマ掲げた、S邸らしいモチーフ

詳細データ

  • 竣工年月/ 2020年 12月
  • 所在地/その他
  • エリア/長野県外
  • 階数/1階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 137.05㎡ ( 41.37坪 )
  • 1F/ 137.05㎡ ( 41.37坪 )

平面図

特徴

  • 平屋
  • 庭にこだわり
  • オール電化
  • 太陽光パネルあり
  • 暖房にこだわり
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • 子育て世代の家
  • ペットと住む
  • キッチンにこだわり
  • 収納にこだわり

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