松本市 ／ H邸 ／ 夫・妻・長男・次男

家の中でも遊べる広々空間と 安心して子育てできる住まい

散歩しているときに偶然にも見つけた今の場所。奥様の実家に近く、条件のない土地ということから、希望通りだった。しかし土地探しに1年、更に住宅会社を決めるのに2年かかったという。「1から家づくりをしたくて。でも、建築条件や、予算など合わず、悩みに悩みましたね。」とご夫妻は話す。そんな中、ＨＡＲＵ建築工房は要望を余すことなく取り入れてくれた。打ち合わせ、設計、建築、全て代表の岡澤氏が行うため、イメージを伝えやすく、悩んだときは「後悔しないように」と背中を押して形にしてくれたそう。
　お子さんはまだ目が離せない年齢。子育てをしながら家事がしやすいようキッチンは、リビングとダイニングが見渡せ、パントリー、脱衣所に繋がっている。「泥だらけで帰ってきてもいいように」と、脱衣所には汚れたものを洗う洗面台も設置。タオルや着替えを収納できる棚も付け、そこで完結できるようにした。扉はほぼ引き戸にし、壁紙は落書きしてもすぐ落とせるビニールクロスとお掃除も簡単。安曇野松を使った無垢の木のフローリング、冬でも家全体を暖める床下エアコン、温度・湿度を一定に保つ「澄家Ｅｃｏ」など、こだわりを実現させた。悩みに悩んだ家づくり。完成した家は家族みんなが快適に笑顔で過ごせるそんな理想どおりの家になった。（ナガノの家　2018年秋冬号　vol.10掲載）