☎0268-38-1200
上田市 / K邸 / 夫、妻、長女
「子どもの握りこぶし1個分ぐらいですかね」。Kさん邸のご主人の言葉に驚いた。隙間面積を示すC値が0・26だという。つまり、家中の隙間という隙間を集めても子どもの握りこぶし1個分しかないほど、高気密な家ということだ。ご主人はさらに続ける。「Ua値は0・33ですね」。Ua値とは家の断熱性能を示しており、値が小さいほど性能が良い。基準が日本で一番厳しい北海道が0・46(長野県のこのエリアは0・75)なので、北海道で建ててもハイクラスな住宅ということだ。
目には見えないけれど、快適な暮らしを支える家。そんな高性能住宅は、コロナ住宅のシリーズ「TANOSHIE」で実現した。片流れ屋根がかっこいい規格住宅でありながら、間取りは自由設計のため自由度は高い。Kさん邸は可動棚が豊富で、独立型のウォークインクローゼットがあるなど収納が多いのも特長だ。
コロナ住宅にした決め手は「性能を一番重視していたから」とご主人は語る。外壁は遮音・断熱・耐久性に優れた旭化成の「へーベルパワーボード」を使用。窓はトリプルガラスで遮音・断熱のほか結露を抑制しカビやダニの発生も防ぐ。
「性能と価格のバランスがすごくよかった。本当にいい買い物でした」とご主人。リビングに響く笑い声が、快適な暮らしを何よりも物語っている。(ナガノの家 Vol.11 2019年春・夏号掲載)