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上田市 / K邸 / 夫、妻、長女、長男
電気機器の設計士であるご主人が、家づくりで重視したのは「構造」。微に入り細に入り、構造に関する質問を企業にぶつけてきた。「相談した3社の中で、最も公正だと思う回答をしてくれたのがコロナ住宅。耐震構造はもとより、対応の誠実さに安心感を抱きました」とご主人。契約後は毎週のように打ち合わせを重ね、理想の間取りを練り上げていった。
1階北側に水回りをまとめて配置し、廊下は最小限に抑えて、南側に広々とした空間を確保。収納を多く設け、遊び盛りの長女・Mちゃんのために畳敷きのスキップフロアを用意した。「おかげでリビングがおもちゃで散らからず、掃除がラクです」と奥さま。インテリアは奥さまが担当し、あらわしの梁やニッチ、アール壁など、温かみのある意匠を凝らした。タタミスペースとキッチンの位置関係も絶妙だ。奥さまはキッチンで調理しながら、タタミスペースにいるMちゃんと目を合わせて会話を楽しめる。Mちゃんがおしゃべり上手に育っている秘密も、こんな工夫にあるのかもしれない。
ご主人の“ 城”は2階書斎。書斎はビジネスだけでなく趣味の拠点になっているというが… 扉を開けて納得。壁はクライミングウォールができるようになっており、釣りで使用するルアーを手作りできるよう明るい窓際にデスクが設えられている。これからはウッドデッキも増設予定。子ども達が家と庭を縦横無尽に駆け回る姿が目に浮かぶようだ。(ナガノの家 2016年春夏号 vol.5掲載)