大町市 ／ T邸 ／ 夫婦2人

カフェのようなかわいい外観と、ホテルライクなバスルームが魅力。

　「ホテルみたいに優雅なバスルームのある、かわいい家に住みたい」という希望を持っていたご夫妻。その夢を叶えてくれるビルダーに出会うまで、なんと２年以上の歳月を要したという。「私たちがやりたいことに対して『できますよ』と言ってくれた、その言葉で決めました。あとは担当者の人柄かな（笑）」と奥さま。施工が始まってからも住宅展示場や完成見学会へ出かけ、「いいな」と思うアイデアを収集。工事途中で変更していったことも多かったという。
　内装をはじめ、タイルや建具も納得いくものを選びたかったというおふたり。名古屋や東京のショールームまで何度も足を運び、メーカーにこだわることなくイメージや予算に合うものをひとつずつ決めていった。「カタログで見るのと実際では全然違いました。１階洗面室のクロスも、ショールームで見て変更したんです」と奥さま。ヨーロッパの建築物が好きだというご主人のため、建具のガラス部分をステンドグラスに入れ替えたり、日本では珍しい観音開きの格子窓を取り入れるなど、欧風テイストを感じさせる工夫も随所に凝らされている。また、一番の特徴となる眺望抜群の２階バスルームはご夫妻だけのプライベート空間。「お風呂でたっぷり汗を流し、そのままテラスに出てビールを飲むのが夢」と笑うご主人。その夢が叶う日も近いはずだ。（ナガノの家　2015年秋冬号　vol.4掲載）