池田町 ／ 高木邸 ／ 夫婦2人＋子ども2人＋犬2匹

安曇野の自然に溶け込む住まいで、あこがれの田園風景に暮らす喜び。

　遮るものが何もない西と南の窓の向こうには、田園越しに連なるアルプスの峰々。まさにこれが高木さんの求めた風景…。理想に叶う土地を探してあちこち不動産業者を訪ねる中、出会ったのが「青い風」だった。「安曇野の環境を乱さない開発が何より大切」と語る遠藤社長の理念に共感し、高木さん理想通りの土地を手に入れたのが4年前。「子どもたちを自然の中で育てたいのがまず第一。安曇野で暮らす夢をずっと描き続けていました」とご主人は振り返る。
　断熱性が良く一年中快適に過ごせる室内は、「不満ゼロです」と奥さまがいうとおり、細かい希望を出しても丁寧に実現してくれた。かつて住んでいた都会では「遊びに行くのもショッピングモールとか…。でもここに来てから、息子たちは近所の友達と外で遊ぶようになりましたね。よその子が庭のデッキからいつの間にか上がり込んできたり（笑）。肩肘張らない、ゆったりオープンな暮らしがとても気に入ってます」と奥さま。今までは夜勤もあり不規則な生活だったというご主人も、移住を機に勤務態勢を替え、「規則正しい生活リズムで、爽やかな信州の朝を楽しめます」と嬉しそうだ。広い庭には、ご主人の楽しみである果樹園と菜園を整備中。
リンゴ、ナシ、ベリー類など20本以上の果樹と、菜園にはジャガイモなど野菜苗を植え始めた。
「アルプスを背に懸命に花を咲かせ、実をつける姿を想像するとワクワクしますね」。小さな木々と一緒に、高木さんの夢がまたひとつ大きく育っていくに違いない。（ナガノの家　2015年秋冬号　vol.4掲載）