長野市 ／ モデルハウス

暮らしやすさと美しさをより長く アンティークの似合う輸入住宅

信州の環境に適した高気密・高断熱で、美しいデザインの輸入住宅を提供し続けている宮田工業。今回訪れたのは川中島駅近くに2022年秋に完成したモデルハウスだ。コンセプトはビクトリアンスタイル。英国発祥の優雅で落ち着きのある佇まいは、時代と国境を超えて愛されており、「アンティークがお好きな方、リバイバルで注目を浴びるウィリアム・モリスがお好きな方に、ぜひご覧いただきたいです」と、インテリアコーディネートを担当した赤座友美さんは話す。
1階は世界三大銘木のマホガニーを床材に使い、壁と天井をつなぐモールディングや壁と床をつなぐ巾木にも重厚感のあるデザインを採用。玄関や寝室などにあしらったウィリアム・モリスの壁紙がシックな空間に彩りを添え、英国貴族の家にいるかのような非日常感を醸し出している。
外観はパノラマウィンドウを南側に配したデザインが印象的。左官仕上げの外壁や軒下のデンティルモール、砂岩タイルなどがヨーロッパの城館を彷彿とさせ、瓦屋根がやさしい印象を添えている。
1階は輸入建材、2階は国産建材と部材を使い分けるなど、実物を体験＆比較できるモデルハウスならではの工夫も随所に。「コストや納まりの良さを踏まえ、それぞれの住まい手に最適な住宅をご提供します」と話す社長・宮田宗一さんは、20年前から高気密・高断熱住宅に取り組み続けている。機能・構造ともに安心な長く暮らせる家、自分の好みを表現できる家…をつくりたい方は、ぜひ訪れてみてほしい。
（ナガノの家　Vol.20　2023年秋冬号掲載）