長野市 ／ S様邸 ／ 夫、妻、長男

穏やかな家族の時間を紡ぐ 自然光に満ちた暖かな住まい

“住み慣れた街で暮らしたい”と、土地探しの中で出会った宮田工業。「以前の住まいが本当に寒くて。暖かい家にしたいというのが一番でした」というSさんご夫妻にとって、宮田工業が得意とする断熱性･気密性に優れた２×６工法の住まいはまさに希望にぴったり。ここしかないと依頼を決めた。

１階は天井高2.7メートルというハイスタッド仕様のS邸。「日頃の暮らし方やどこに何があったら便利なのか、改めて自分たちの生活を研究しどんな動線がいいか考えました」。建築士でもあるご主人のお父さまのアイデアも借りつつ、まず家に帰ってきたら上着を脱ぎ、手を洗って、風呂場で足を洗うという子どものルーティンを、玄関～収納～洗面所～浴室という間取りに落とし込むなどして要望を形にしていった。北側の窓は断熱性能をより高めるため、トリプルガラスにして地窓、高窓と場所によって高さを変え、光をたっぷり取り込めるように配置。また、家事の中でも手間のかかる洗濯を効率化するため乾燥機を導入。ランドリールーム内に収納棚も置き、洗ってからしまうまでを一カ所で完結するようにした。玄関や階段下など、しまいやすく出しやすい適材適所の収納を造ったことで奥さまの希望通り、リビングはいつもすっきりと片付き、生活感を持ち込まないことに成功。「使い勝手のいい動線で家事のストレスもなくなりました」と喜ぶ奥さま。ご主人も「ダイニングで楽しむ晩酌が欠かせなくなってしまいました。リラックスできる我が家が一番」と日々の暮らしを楽しんでいた。
（ナガノの家　Vol.21　2024年春夏号掲載）