須坂市 ／ 須坂市／K邸 ／ 夫、妻、長男

何気ない日常も特別な時間に。憧れのプロヴァンス風住宅

「洋風の住まいに憧れていたため、輸入住宅や最も好みだったプロヴァンス風の住まいを手掛ける施工会社にのみアプローチしました」とご主人。集めた資料を比較しながら情報収集を重ねて宮田工業に辿り着く。ピンと来たご夫妻はさっそくモデルハウスに足を運んだ。
　同社が手掛けた住まいを実際に目にし、思い描いていた頭の中のイメージが具体的な住まいの姿へと変わってゆくのを感じたご主人。担当者の懇切丁寧な説明を受け、「ここなら予算の範囲内で、できる限り自分たちの希望を叶えてくれるだろう」と決心したのだとか。
　ご夫妻が強く希望したのは、内外観ともに明るく温かな雰囲気のプロヴァンス風で、5連のパノラマウインドウを備え付けること。さらに、内部にはアーチやニッチなど、職人技を駆使した装飾や造作棚を設けたり、奥さまが好きなピンクをキーカラーに採用したりと、日常を明るく楽しく彩る工夫を施すこと。つまり、ふたりの「大好き」と「心地良い」を盛り込んだ住まいの実現を目指した。
　間取りこそご主人のアイデアを元に図面を引いてもらったものの、そこから先はプロ（担当者）のアドバイスを仰ぎながら1つひとつ細かな要素を決定。たとえ予算との兼ね合いで希望を通せなくても、必ず代替案を示してメリットとデメリットを説明してくれた。
　「自分たちにとっての正しい判断を下し納得して先に進めるよう、常に十分な情報を与えてくれた。一緒にものづくりをしている感覚で楽しかったです」とご夫妻。そう振り返りながら笑顔を交わす姿に、“お気に入り”に囲まれた日々の充実ぶりがうかがえた。（ナガノの家　2017年春･夏号　vol.7掲載）