長野市
株式会社熊木住建
株式会社熊木住建 (長野市)
千曲市 / K邸 / 夫、妻、長男、長女、次女
「子ども達はずっとウッドデッキで遊んでいます。なんだかテンションが上がるみたい」。南北にふたつのウッドデッキがあるKさんの住まい。約60坪の敷地を考えると贅沢なようだが、室内の広さも十分。ウッドデッキなら敷地ギリギリまで活用できるうえ、床面積に算入されないためのびのびと設計できるのがその理由だ。
「南側は当初、庭と縁側にする予定でした。でも面積が限られるし道からの視線も気になるので、フェンス付きデッキに変更したんです」とご主人。幅約6m、窓を開ければLDKと一体となる1階のデッキは、リビングの延長のような感覚だ。
一方で2階北側にある駐車場上部を活用したデッキは、約30㎡と驚くほどの広さ。実はご夫妻が理想にしていたのは、インナーガレージがある住まい。しかし担当の熊木住建・森泉さんは、敷地条件とライフスタイルを読み解き、費用がかかるインナーガレージよりも駐車場の上をウッドデッキにすることを提案した。ご夫妻も「楽しそう」とひと目で気に入り、開放的なプランが実現。「熊木住建さんでは将来を見据えた資金計画もしっかり考えてくれて、他社にない信頼を感じました」と振り返る。
屋内では、ゆったりした玄関が印象的。「ご希望を聞く中で、玄関の印象はKさんにとって重要だと気づきました。だからいかに“広く”“明るく”感じられるかにこだわりました」と森泉さん。LDKは奥さまがひと目惚れしたオーク材のキッチンを中心に上質なウッドテイストで統一され、やすらぎに満ちた空間。遊び心とこだわりのバランスが絶妙な、笑顔溢れる住まいができあがった。
(ナガノの家 2017年秋・冬号 vol.8掲載)
のどかな住宅街に立つKさんの住まい。真っ白な外壁にナチュラルな木部が映え、爽やかかつ落ち着きある印象だ。畑に面して視界が開ける北側の駐車場上部には、広く眺めのいいウッドデッキをデザイン。反対の南側にある1階ウッドデッキはLDKと一体となり、室内の延長のように楽しめる