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松本市 / M邸 / 夫、妻、長男、夫の父、夫の母、夫の姉
M邸は31年前に南澤建設が新築を手掛けた住まい。「父が建てた家を大切にしたい」との思いは、ともに二代目の立場となったご主人と南澤建設の両方に共通するものだった。
リフォームは二世帯の共有スペースとなる1階の玄関や浴室のほか、若世帯が暮らす2階部分が中心に。2階は3つの個室だったが2部屋分をLDKとし、もうひと部屋は寝室に。さらに子ども部屋を増築して2LDKとした。奥さまが「スペース的に難しいかも」と半ばあきらめていたパントリーも実現。キッチンから廊下、階段につながる回遊動線で、家事がスムーズになった。
改修に合わせ、太陽光パネルを搭載して蓄電池を設置。窓はLow‐Eアルゴンガス入り複層ガラス、屋根や壁の断熱材付加などで省エネ仕様とし、松本市の住宅用温暖化対策設備設置補助金(省エネリフォーム)を活用。「エアコン1台で夏は涼しく、冬も暖かくて快適です」と話す。
共働きのご夫妻、「二世帯住宅は両世帯の安心にもつながりました」と笑顔に。「玄関は共有だから自然に会話できます」と奥さま。31年の時を経て住まい手とつくり手が先代の思いを受け継ぎ、心安らぐ住まいとなった。(ナガノの家リフォームリノベーション Vol.4掲載)