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松本市 / I様邸 / 夫、妻、長女、長男、次男、妻の母、妻の兄、猫1匹
屋根も壁も、雨樋までも黒に統一され、全体的にシックな印象に仕上げられているI邸。元々、この場所には奥さまが生まれ育った平屋が建っていて、I夫妻と子ども3人、奥さまのお母さまとお兄さまの計7人で暮らしてきた。長女が中学校に上がるタイミングが訪れ、本格的な建て替えへと踏み切ったという。
「家の中にロフトを作りたかったんですよね。何社か検討する中で、南澤建設さんがその要望を受け入れてくれたので、お願いすることにしました」とご主人。最初にご主人が考えていたのは、白い壁でカントリー調の、あたたかみのあるデザインだったそうだが、奥さまの好みで一転。結果、外観はシックで内観はアンティーク調の、このデザインに落ち着いた。「家族で南澤建設さんにお邪魔して、CGを使ってシミュレーションしてもらいながら、デザインを考えました。壁紙など、実物のサンプルも見せてもらえたので、とてもイメージしやすかったです」と奥さま。
多世帯で暮らすI邸の間取りで最も特徴的なのは、2階にもリビングを設えているところだ。「今まで平屋で寄り添って暮らしていたので、それぞれがプライベートを確保しながらも、一体感を感じられるスペースが必要だと思ったんです。私たちが望む、ほど良いバランスを南澤建設さんが形にしてくれました」。
デザインも間取りも、施主の好みや暮らしぶりにとってベストな形を提案する同社。完成したI邸のディテールには、そんな南澤建設のセンスと技が宿っている。(ナガノの家 Vol.17 2022年 春夏号掲載)