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松本市 / I邸
家づくりは幸せの時間。今と未来に思いを馳せて
「弟の家を見せてもらい、一念発起したんです」と話すのは、農業法人を営むご主人。以前は実家隣の離れに暮らし、その狭さに辟易していたというが、「新築は難しいかな…」と新居を具体的に考えることはなかったという。
「心を大きく揺さぶられたのは、弟夫婦の新居を訪問した時。心から嬉しそうに案内し、目を輝かせて話すふたりの姿を見て、『家づくりってすごく幸せな時間なんだ』と気付かされたんです」とご主人。ちょうどコロナ禍が明け、仕事も軌道に乗り始めたタイミング。「ずっと支えてくれた妻に同じ幸せを感じてもらおう」。決断したご主人は、すぐに家づくりへ踏み切った。
いろいろな会社を検討し、依頼を決めたのは南澤建設。「せっかくなら自分たち好みの家をつくりたい。それなら柔軟で実績もある地元の工務店がいいと思ったんです」。ご夫妻それぞれが希望したのは広さと動線。広さはご主人の要望をベースにしつつ同社がプランのバランスを整え、家事動線や使い勝手は奥さまの温めていたアイデアをもとに計画された。仕上げは好み通りのスタイリッシュなデザインに統一。念願だった“広く快適な自分たちらしい住まい”が完成した。
家づくりを振り返り、「絆を確かめる時間を共有できたね」とご主人。「結婚して10年。日々をこなすのに精いっぱいでお互いの好みに意識を向ける余裕もなかったけれど、家づくりを通して改めて知ることができてすごく良かった」とひと言。嬉しそうにうなずく奥さまの笑顔も輝いていた。(ナガノの家 Vol.21掲載)