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須坂市 / M邸 / 夫、妻、長男、次男、三男、長女、犬1匹
結婚以来、ご主人の実家の敷地内に建つ平屋で暮らしてきたMさんご家族。築45年を数える住まいは冬の冷えが厳しく、子ども部屋が十分取れない間取りも長年の悩みだった。
建て替えも検討したが、愛着ある建物を残しつつコストも削減しようとリフォームを決め、ご主人が仕事でつながりのあった「まつけんのリフォーム」に相談。「まつけんは仕事が丁寧だし選ぶ材料もしっかりしていて信頼できました」とご主人。断熱性と耐震補強を筆頭に、家族6人+ペットが暮らしやすい間取り、好みの内装への変更と、フルリノベーションをスタートさせた。
「まずは希望内容と予算の目安を伝え、設計案と見積を提案してもらいました。シャープなデザインがイメージだったので屋根を切妻から片流れに変更したり、南に建物を増築して間取りを一新したりと全面変更です。出てきたプランは、ほぼ期待通りでしたね」。
耐震と断熱は特に不安だったというMさん。長く暮らすために、構造はプラン段階からシビアに確認を行った。築年数を重ねた建物は基礎が沈んだり傾いているケースが多いが、幸い地盤が強固で既存の基礎がしっかりしていたことから、土間コンクリートの追加と基礎補強で対応。床下には基礎断熱を採用し、省エネルギー計算も綿密に行った。結果、断熱は最高等級の4クラスを実現。耐震等級もアップし、安心の住まいとなった。
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法律上2階建てにはできなかったが、家族が集い、階段がなく老後も暮らしやすいのは平屋ならでは。大開口から庭につながる広いLDKを中心に、ウッドデッキや子ども部屋、パントリーなどをゆったりとレイアウトした。勾配天井のLDKは最大天井高3.9mと伸びやかで、自然と家族が集まる場に。「以前はキッチンで背を向けて料理していましたが、今は対面キッチンだからいつも家族と一緒。それが大きく変わったことですね」と奥さまも嬉しそうだ。
片流れ屋根の下に生まれた空間にはロフトを新設し、ご主人の書斎に。「ずっと寝室と仕事場を兼ねていたので書斎は念願でした。個室感覚で快適です」。
レッドシダーの天井やナラ材フローリングなど明るい木色をベースにしつつ、ダークなキッチンやウォールナットの造作家具で引き締める素材の使い分けも見事。内装は、ご主人のひと目惚れで購入したレザーソファに合わせて現場監督がイメージを膨らませた。「工事中でも、常に最良のアイデアを提案してくれて。おかげで大満足の住まいができました」。
※リノベーション面積/92.75㎡(28坪)
(ナガノの家 リフォームリノベーション 2017-2018 vol.1掲載)