千曲市 ／ Y邸 ／ 夫、妻、長男、次男

仕切られた間取りから、回遊性ある家事動線のいい家へ

　いずれ家を建てたいと考えていたＹさんご夫妻。新築も考えたが、親戚から手放したい家があると聞き「せっかく家があるならリノベーションもいいなと考えるようになりました」とご主人。そこでシンプルテイストのデザインが好みに合っていたこと、難しい立地でありながら親身に相談にのってくれたことから、まつけんのリフォームに依頼することにした。

　重視したのは家事動線。「賃貸の動線の悪さがストレスだった」という奥さまが考えたのは北側に水回りを集約し、回遊できる効率いい間取り。ウォークスルークローゼットの左右に子ども部屋と寝室を分けているのもポイントで「洗面室、サンルームともつながっているので、洗濯物を取り込んですぐにクローゼットにしまえます」と奥さま。構造材をあらわしにしたＬＤＫは大屋根を生かし、寝室の上にロフトを設けることで横へも視線が抜ける広がりが生まれた。

　南側は広縁の間仕切りをなくし、ウッドデッキから庭へとつながる一体感あるリビングが完成。回遊性ある間取りに子どもたちも大喜び。走り回ったりかくれんぼをしたり、新しい住まいを存分に楽しんでいた。（ナガノの家リフォームリノベーション　Vol.4掲載）